18歳からわかる!東京都知事選挙

2016年7月23日(土)文京区民センターで「18歳からわかる!東京都知事選挙」を開催しました。

主催者挨拶(事前に準備していた原稿です。)

「私が東京を変える 」代表 山口あずさです。
「私が東京を変える」は、2012年の東京都知事選のときに、市民の中から都知事にふさわしい人を選び出すために結成された市民グループです。
2012年の選挙から、都知事の任期4年を足しますと、今年の年末が都知事選のはずなのですが、どういうわけか、任期を待たず、しかも、二度目の都知事選が、今、行われています。

東京は、一体、どうしてしまったのでしょう。

首都、東京の知事選挙は、東京だけでなく、全国的に非常に注目される選挙です。
政策が大事だと、毎回言われながら、実態はどうでしょうか。

理想的には、どんな未来を選ぶのか、私たちの生活に密着したよりよい政治を実現するために、政策論争が徹底的に行われるべきでしょう。
その中で、例えば、自分と対立する候補がいい意見を言えば、それを取り入れて、自分の政策をブラッシュアップする。
そして、互いの政策の違いを明確にしていく中で、選挙が行われれば、有意義でもあり、清々しい選挙になるのではないでしょうか。

理想と現実がかけ離れてしまっているのが、実態と思いますけれども、少しでも、理想に近づくべく、このイベントを開催することにしました。

今日、コメンテーターにお迎えしたのは、宇都宮けんじさんです。「困った」を希望に変えてくれる唯一無二の候補と思って、私が東京を変えるは、ずっと応援をしてきました。

今日は、「18歳からわかる」をテーマに、都政における政策を中心に話し合いたいと思います。

このイベントは、宇都宮さんの擁立をめざした「希望のまち東京をつくる会」の全面的な協力により開催することができました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
ありがとうございます。
2時間弱という短い時間ではありますが、都知事選挙への理解を深める機会となれば幸いです。
 それでは、宇都宮さん、総合司会の大久保さん、どうぞよろしくお願いします。

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【声明・要望書】鳥越俊太郎都知事誕生に向けて

鳥越俊太郎様

 「私が東京を変える」のコンセプトは、一人ひとりの「私」が自覚的に東京を変える、つまり真の主権者として行動することにある。
 主権者として、「私が東京を変える」は、宇都宮健児氏を最良の選択と考えた。野党四党の都合ではなく、一人の主権者として、最良の候補者の擁立を純粋に願うことにこそ、力があると考えた。それは、憲法13条で保障される幸福追求権に他ならない。
 また、首長選挙では議会選挙とは違って、選挙後の市民運動によって議会との勝負に勝つ必要がある。
 今回の都知事選候補者擁立においては、前回の都知事選での分裂の流れと、憲法と立憲主義を無視した安倍政権へ対抗する流れの中で、より強く統一への期待が働いた。
 総合的に考えて、宇都宮氏が野党統一候補として最良の選択であった。しかしながら、野党四党の都合で鳥越俊太郎氏が優先され、宇都宮健児氏が市民運動の分裂を懸念して立候補を断念することとなった。
 「私が東京を変える」が宇都宮氏の立候補を強く願って先の声明を出したが、鳥越氏での一本化が図られた以上、鳥越氏の当選を強く願うとともに、宇都宮氏の掲げた政策を一つでも多く、実現されることを強く望む。
 鳥越氏で一本化するにあたり、宇都宮氏が特に強調した政策は下記の三点である。

1、 築地市場の豊洲移転作業をいったん中断し、再検討する
2、 外環道・道路建設計画は見直す
3、 横田基地へのオスプレイ配備に反対する

 先の都知事選での野党側の分裂の流れから見ても、脱原発については、政策に当然に組み込まれるべきものである。原発の再稼働阻止についても鳥越氏が明確にしなければ、鳥越氏に一本化した市民側の理由がなくなってしまうだろう。
 なお、前回2014年の都知事選選挙期間中において、宇都宮氏は築地市場、外環道現場、小平の道路建設予定地など問題のある都内多数の現地に襷をかけたまま赴き、都知事候補者として住民の話に耳を傾けた。現役ジャーナリストとして「聞く耳を持つ」と自ら語る鳥越氏は、この選挙期間中に築地市場移転に反対する市場関係者、外環道建設に反対する方たち、オスプレイ配備に反対する方たちに直接会い、現地を訪れ、話を聞いていただきたい。
 鳥越氏は宇都宮氏との約束を守り、その政策を政策集に反映し、目に見える形で都民に約束する必要がある。
 これらのことを前提として、私が東京を変えるは、鳥越氏への投票を呼びかける。
 鳥越俊太郎都知事を誕生させよう!

私が東京を変える
代表 山口あずさ

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【声明】宇都宮けんじさん正式立候補のお願い

思い起こせば2012年暮れ、石原慎太郎氏が突然、都政を投げ出し、都知事選となった。
このときの脱原発統一候補が宇都宮けんじ氏であった。
そして、この時点での政権与党は民主党である。
すなわち、電気事業連合会の支援を受ける議員が多く、脱原発にきちんと舵を切れない民主党に対して吹き荒れた批判の漁夫の利を得る形で誕生したのが、現与党政権なのだ。
現政権が、安保法制の暴挙を持って、憲法改正を狙い、立憲主義をも危うくしている政権であることは、われわれの承知するところであり、その対抗策としても、野党は共闘!とわれわれは、叫び続けてきた。
野党共闘に関し、参院選の結果の評価は、これからなされることになるだろうが、参院選を目前に控え、都知事選が三度目の途中降板となり、今回の都知事選が行われることとなった。
野党は共闘!の声が、都知事選でもなされるのは当然であり、かつ前回の細川氏との対立構図を見れば、今回こそ統一候補と考えるのは、至極まっとうな主張に思える。
そして、その最良の候補は、宇都宮けんじ氏を置いて他にはない。
しかし、野党統一候補にはできないという。
その理由は、共産党だから(宇都宮けんじ氏は共産党員ではない)というものであったが、その理由付けは、どうやら、民進党が民進党ゆえに統一候補とできないということのカモフラージュだったと思われる。
今回、民進党議員から聞こえてきたのは、市民が分裂しているから宇都宮さんを統一候補とすることはできないというものであった。
ついにミイラ取りがミイラになった様相である。
宇都宮けんじ統一候補で自分はいいのだがという民主党議員がいる一方で、また、他の野党が、宇都宮さんならすぐに合意できると主張しているにもかかわらず、宇都宮けんじ氏以外での調整が進められて、鳥越俊太郎氏の名前が最終的に浮上した。
私が東京を変えるは、この報道を受けて、再度、宇都宮けんじ氏に立候補のお願いをする。
鳥越俊太郎氏であれば、確実に小池百合子氏の票を奪うことができ、宇都宮けんじ氏が有利と考えるからである。
野党統一候補で一本化する必要はない。
正々堂々と選挙に出馬し、有権者の選択肢を奪わないことが肝要である。
私が東京を変えるは、宇都宮けんじ氏を、都知事にもっともふさわしい人物と考え、全力で応援することを今ここに呼びかける。
宇都宮陣営は今、共産党でもなんでもない市民選対で選挙に臨もうとしている。
ポスター貼りも苦労するだろう。
ぜひ、一緒に宇都宮けんじ氏を応援し、わたしたちにふさわしい知事を誕生させるために全力を尽くそう!

私が東京を変える
代表 山口あずさ

ポスター貼り急募!
http://utsunomiyakenji.com/

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